”近江の麻”で作った、ピエール・ジョセフ・ルドゥーテの美しい薔薇を上品にデザインした扇子。
お気に入りの連用日記のデザインを普段の持ち物でも楽しんでいただくために作りました。
親骨のゴールドカラーのデザインや、タッセルにもこだわった、高級感あふれるアイテム。
麻ならではの透け感が涼しげで、大人の女性の持ち物として、浴衣などの和装はもちろん、レジャーやリゾート、オフィスなど、普段使いにも。
さまざまなシーンで活躍してくれそうです。
“近江の麻”について
“近江の麻”とは、滋賀県の湖東産地が手がけた伝統ある麻織物のこと。
当商品には、滋賀県の創業134年(2021年6月現在)の“株式会社麻絲商会”で製作された麻を使用しています。
【湖東産地の歴史】
近江は、四周を山々に囲まれ、中央の琵琶湖より発する湿気が多く、特に湖東地域は、全体から見て、非常に高温多湿で内陸性の気候。このような自然条件が「麻」の製織に最適であることから湖東地域が麻布発展の大きな原因となりました。
「近江の麻」は、県内の織物産地としては、もっとも古い歴史を持っています。古くは室町時代から麻布が生産されていました。
扇子に描かれている薔薇は、ルドゥーテの時代からある薔薇たち。
ピンクの薔薇は、ロサ・ムスコーサ・ムルティプレックス
白い薔薇は、ロサ・コリナ ファスティギアータ
赤い薔薇は、ロサ・ガリカ